オフィスにおけるパーテーション活用法

会議室や役員室、サーバールームに休憩室など、一言でオフィスと言っても空間や業務形態によりパーテーションの目的は大きく違います。ここでは、それぞれの目的別の課題とパーテーションでできる解決策を、紹介しています。

課題1 - 会議中の声を外に漏らしたくない

オフィスでの会議はアイデアを持ち寄るなどカジュアルなものから、大切な商談までさまざまです。特に機密情報を含む会議などは、会話を廊下や隣室に漏らしたくないもの。社員への守秘義務の徹底と同時に、パーテーションでできる対策が必須です。

パーテーションでできる解決策

大切な会議を行うスペースには、遮音性の高いパーテーションを選ぶことが重要です。またホワイトボードの内容が外から見えないように、ガラス製以外の不透明素材を選ぶなど、工夫するといいでしょう。

おすすめのパーテーション

スチール製のパーテーションは一般的に遮音性が高い上に不透明ですので、会議室に適しています。中でもさらに遮音機能に特化したパーテーションを選択する方法もおすすめです。

課題2 - 仕事に集中できるオフィス空間がほしい

視界や音を遮ったりするなどして集中できる環境を作ったり、良いアイデアを生み出すための自由な空間など、周囲を気にせずに集中できるスペースの確保は多くの企業にとって課題です。

パーテーションでできる解決策

視界を遮る、静かな環境を作るなど、業務スタイルにより集中できる環境は異なりますので、それぞれの目的に合った仕切り目的のパーテーションを配置することが大切です。

おすすめのパーテーション

デスク周りでは周囲を完全にシャットアウトする個室タイプから、視界を遮るけれども周囲と会話ができるロータイプまで目的別に選択するといいでしょう。

クリエイティブワークなどには、ガラス製パーテーションを開放的に大きく仕切る方法や、カラフルなローパーテーションでソファを囲んでリラックスした環境を作ることも可能です。

課題3 - 少人数対応の会議室を増やしたい

同時にたくさんの会議があるのに会議室が足りないことも、オフィスに多い課題の一つです。 仕方なくオープンスペースで会議をすることがないように、小さな会議室を増やす対策が必要です。

パーテーションでできる解決策

スペースに余裕があれば、目的別にパーテーションで仕切って新たな会議室を作る方法があります。また大会議室を必要な時に仕切って複数の会議室として使用する方法もありますので、検討してみると良いでしょう。

おすすめのパーテーション

開放的な会議室であればガラス製、遮音性を優先するならスチール製のパーテーションがおすすめです。移動式間仕切りを設置すれば、必要に応じて会議室のサイズと数を変えることができます。

課題4 - オフィスイメージをアップしたい

予算内で大々的に改装せずにオフィスイメージを明るくしたい、来客の際に企業のイメージが伝わる受付が必要など、外にも内にも企業ブランディングは大切です。

パーテーションでできる解決策

社内向けに開放的なオフィスにしたいのであればガラス製を、明るさを出したければ暖色系のカラフルなパーテーションで仕切るといいでしょう。また受付のイメージは、造作壁などで簡単に変えることが可能です。

おすすめのパーテーション

ガラス製は、開放感とスタイリッシュなイメージを、同時に演出可能な便利な素材です。またカラフルなアルミ製や柄のシートを張り替えられるスチール製なども適しています。

簡単に設置できる造作壁は木目など素材の選択も多く、受付のイメージチェンジに適しています。

課題5 - 機密情報の保護を徹底したい

セキュリティーが必須となるサーバールームなどの管理を徹底するための対策は、どんな企業にとっても常に課題です。書類管理も同様に考える必要があります。

パーテーションでできる解決策

セキュリティーのほか室温管理や防塵、防災対策も必要となりますので、天井までしっかり仕切ることや気温調整、不燃素材のパーテーションで対策します。ほかに、監視カメラや外側の金網、入退室管理システムも設置しましょう。

おすすめのパーテーション

耐久性や遮熱性のあるスチール製、不燃材料認定のあるもの、セキュリティーロック内臓のドアなどを選びましょう。ガラス製は外からの監視も可能で、心理的プレッシャー効果もあります。

\ 空間や業務形態に適したパーテーションを選ぶ /
キャラクター

一般オフィス、会議室、役員室、サーバールームなど、それぞれの空間・目的・業務形態に合ったものを選ぶ必要があります。予算とのバランスも考え、機能優先、見た目優先など優先順位を考えると選びやすいでしょう。

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