宿泊施設、公共施設におけるパーテーション活用法

ホテルなどの宿泊施設や展示場などの公共施設は、さまざまな人が出入りする場所でもあります。誰にでも使いやすいトイレや、フレキシブルに仕切ることが可能な機能、高級感の演出など、施設によって幅広い課題があります。ここではそれぞれの目的別の課題とパーテーションでできる解決策を紹介しています。

課題1 - 宿泊施設の見た目を高級にしたい

特に高級ホテルや旅館などに多い課題で、全体を改造せずに雰囲気をアップグレードしたい場合や、イメージを一新したい場合などがこれに当たります。ラウンジの一角に特別コーナーを作る場合も同様です。

パーテーションの素材や質感、大きさなどで比較的自由自在に演出することができます。不透明から透明にして広さを出したり、素材を高級感あふれるものにして品格を上げたりと、目的によってパーテーションを選ぶことで解決できます。

大規模な展示場や美術館、ホテルの宴会場などでは、イベントや展示内容によって手軽にスペースを変えたいものです。どんな目的でも最適なスペースを確保できる工夫が必要です。

自由に配置できるパーテーションを設置することにより、イベントの規模や展示内容に応じて部屋のサイズを変更したり、縦横自在に仕切ることが可能です。より良い展示方法も、パーテーションで実現できるでしょう。

宿泊施設や公共施設は、荷物が大きい方や体の不自由な方、乳幼児連れなども利用するので、トイレ設備の工夫が必要です。快適に使用できる広さの確保も求められます。

多目的トイレや機能性のあるトイレブースを選び、多く小さく仕切られていたトイレを、少なく大きく仕切り直すことで、多くの課題が解決できます。

VIP専用のホテルのチェックインカウンターや、航空会社のラウンジなどでは、開放的な雰囲気の中に適度な仕切りを設置して、お客様同士のプライバシーを確保したいもの。開放感とプライバシーの両方を実現することが課題です。

多数の人が出入りする空間は、パーテーションの素材や高さを吟味することで、リラックスした雰囲気の演出と同時に適度なプライバシーも確保することが可能です。