病院・福祉施設におけるパーテーション活用法
体調の悪い時に過ごす病院や福祉施設では、心理的にも肉体的にも快適に過ごせる清潔な空間が必要です。緊張を和らげる色や、車いすや松葉杖でもアクセスしやすい配置、プライバシーの確保など、それぞれの目的別の課題とパーテーションでできる解決策を、紹介しています。
課題1 - 診察の声が丸聞こえにならない空間がほしい
病院では診察室と待合室は隣同士のことが多いもの。遮音性のないドアや壁、仕切りはカーテンだけという環境では、患者さんも落ち着いて診察を受けることができません。プライバシーを守る工夫が必要です。
パーテーションでできる解決策
待合室と診察室の間はパーテーションでしっかりと仕切り、ドアの開閉時にも待合室から中が見えにくい設計などの工夫をします。遮音性もパーテーションで解決することができます。
おすすめのパーテーション
スチール製のパーテーションは不透明な上に遮音性がすぐれていますので、プライバシー保護目的での使用に適しています。またパーテーションとセットで設置できる軽い力で開閉ができるドアも、高齢者やけが人などには使いやすいでしょう。
課題2 - 落ち着ける空間を演出したい
深刻な検査結果を待つ時や、入院中で不安な時に無機質な白い壁だけのスペースは、患者さんの緊張を倍増してしまいます。やわらかい雰囲気が出る落ち着いた空間を作ることは、大きな課題の一つです。
パーテーションでできる解決策
パーテーションの仕事は空間を仕切るだけではなく、その場の雰囲気をガラリと変えることも可能です。パーテーションを設置する際に、その一部をデザイン性の高いものにしたり、遮音性のあるもので静かな空間を確保します。
おすすめのパーテーション
明るくやさしいパステルカラーのパーテーションや、木目調のものは雰囲気を大きく変えられるのでおすすめです。スチール製であれば遮音性もあります。
課題3 - 車いすでも簡単に使用できるトイレが必要
誰もが使用するトイレは、便利で快適であることが条件です。一般的なサイズのトイレは、車いすでのアクセスが困難だったり、体が不自由な場合に便座から立ち上がることが難しかったりと、課題が多いものです。
パーテーションでできる解決策
トイレの空間を大きく確保するために、機能性のあるトイレブースや付属できる簡単に開閉可能なドア、手すりの設置などがおすすめです。
おすすめのパーテーション
病院や福祉施設に特化したトイレブースのパーテーションは、特に必要な機能を備えており、体の不自由な人でも使用しやすいデザインです。
課題4 - いつもきれいな手術室を設置したい
古い病院の設備は、手術室などに課題が残ります。安全なスペースの確保とホコリのないクリーンな手術室は、患者さんだけでなく、医師や看護師にとっても快適な環境で仕事をするために欠かせません。
パーテーションでできる解決策
空調とホコリの管理がしっかりできる機能性のあるパーテーションを使用することにより、きれいで安全な手術室を実現します。
おすすめのパーテーション
パーテーションの中でも、ホコリをシャットアウトできるクリーンルームはおすすめです。また医療器具を保管できるスペースが組み込めるタイプのものは、清潔度も効率も上げられる便利なパーテーションです。
遮音性などでプライバシーを守るほか、病人や高齢者の動き、車いすでの使いやすさや清潔感も考えたパーテーションが必要です。体調の悪い時を過ごす場所なので、落ち着きあるやわらかなデザインがおすすめです。
地域のパーテーション
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