パーテーション工事の費用、価格相場

種類の多いパーテーションは、素材やパネルのタイプ、施工場所の環境などにより工事の費用が異なります。予算内で上手に収めるためにも、費用内訳や価格相場をしっかりと理解しておくことは欠かせません。

ここではパーテーション工事の費用や価格相場に関する、知っておくと便利な基礎知識を紹介しています。

パーテーション工事費用の内訳

パーテーション工事の費用は、パネルや部品の価格と施工費だけではありません。見積もりを見た時にしっかりと理解できるように、工事費用の内訳で一般的なものを解説します。

パーテーション製品価格

主な内訳となるのが製品価格です。スチールやアルミ、ガラスなどパネルの種類やドアのタイプにより価格が異なり、これにエンドポールなどの部品代金が追加されます。基本的にはパネル1枚あたりいくらという計算になります。

パーテーション施工費用

オフィスなど設置場所での現場施工費です。人件費も含まれ、土日や祝日、夜間の作業の場合は別に費用がかかることもありますので、確認が必要です。

諸経費

現場管理費、部材運搬搬入費、残材処分費、解体費などが諸経費に該当します。特に部材運搬搬入費は、オフィスのエレベーターの有無、トラック駐車スペースの有無などにより費用が異なります。

また移転などで一度解体したものを再利用するのか、処分するのかによっても費用が変わりますので、この点はしっかり検討するといいでしょう。

中古パーテーション買い取りと販売

業者の中には環境への配慮から、解体後の中古パーテーションを買い取りその価格を費用から差し引いてくれることもあります。また新品のパーテーションよりもお手頃価格の中古品を再利用して、施工してくれるケースもあります。

コストを抑えたい場合は、中古パーテーションについて質問してみるといいでしょう。

パーテーション工事の価格と相場

パネルは一般的に価格の安い順に、アルミ製、スチール製、ガラス製となります。また不燃パネルを選択する場合や、カラーのリクエスト、特殊な加工が必要となる場合は、別途費用がかかることもあります。

施工費用もパネル価格に比例して、アルミ製が安くなります。ガラスの場合、取り付けはガラス職人が担当するのが一般的で、別途費用がかかることがあります。

価格シミュレーションや見積もりサービスを利用する

パーテーション工事を行う業者では、必要なパネルの種類と枚数、運搬距離やエレベーターの有無、トラックの駐車スペースの有無などを入力すると、概算の見積もりがすぐに分かる価格シミュレーション機能があるサイト運営をしているところもあります。手軽に試せる機能で、だいたいの価格が判明した時点で現地調査の依頼が可能です。

また現地調査と見積もりを無料で行っている業者も多くあります。オフィスの環境はそれぞれ異なり、できることとできないことがありますので、現地調査を依頼して疑問なども一緒に解決するといいでしょう。

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