コロナ対策のパーテーション工事のポイント
新型コロナウイルスの蔓延により、急速な需要の高まりがあるのがコロナ対策パーテーションです。飛沫感染防止のためのソーシャルディスタンスを確保するためには、座席同士を遠ざけるなどやや不便なレイアウト変更が生じますし、オフィスや飲食店では、フロア面積に対しての収容人数が限られてしまいます。それを解決するのがコロナ対策のパーテーションです。
ここでは、パーテーションの種類や素材、設置の際の注意点とポイントを紹介します。
コロナ対策パーテーションの種類
連結型のコロナ対策パーテーション
3枚を連結してコの字型にしたり、大きなデスクで多数のアクリル板をつなげて個々のスペースを囲うタイプが連結型です。幅も高さもバリエーションがありますので、スペースや業務体系に合ったものを選びましょう。
特に自立式の脚が付属しているものは、脚の部分がデスクやテーブル上で邪魔にならないかを考慮する必要があります。
一枚自立型のコロナ対策パーテーション
隣のテーブルやデスクとの対策に使われるのが、このタイプです。オフィスで隣の人との会話が必要な業務が多い、飲食店のカウンターなどで隣との距離の確保が難しい場合に適しています。デスクの奥行きだけでなく、肘部分にまで飛び出したタイプのものなら、カバー範囲も広くて安心です。
ビニールタイプのコロナ対策パーテーション
アクリルなどの板ではなく、やわらかいビニール製のものがこのタイプです。枠とビニール部分でできており、不要な時は収納場所を取らないメリットがあります。サイズも豊富なので、天井から吊り下げて全体を覆うことも可能です。
下部に空間のあるコロナ対策パーテーション
受付や社員食堂、飲食店の向かい合うテーブルなどに適しているのが、こちらのタイプです。書類の受け渡しやレジでの支払いなど、パーテーションの両方からアクセスできるスペースが必要な場面には必須です。また食事中にどうしても会話が必要な時、完全に仕切られた状態では声が聞こえづらいこともありますが、下部に空間を設けることで解決します。
使用の際は、マスクとの併用を心がけましょう。
コロナ対策パーテーション工事の注意点とポイント
設置には念入りなレイアウト計画が必要です。ソーシャルディスタンスの確保が難しい部分に、どの種類のパーテーションをどのように設置するかを考えます。設置場所が決定したら、その距離やデスクのサイズにより必要数を計算します。
設置の際は、隣のパーテーションと隙間がないのが理想的ですが、それができない場合は拳1つ程度の間隔で設置しましょう。
次に、コンピューターやヒーターなど、デスク周りなどで高温になるものを避ける必要もあります。透明のパーテーション素材に多いプラスチックやアクリル、スチレンなどは一般的に熱に弱いとされていますので、どうしても高温となる場所への設置が必要であれば、防炎タイプのものなどを探すといいでしょう。

飛沫感染防止が最優先のパーテーションなので、機能がしっかり働くように設置の際は素材やサイズ、レイアウトを念入りに検討することが大切です。さまざまなタイプのパーテーションを、上手に活用してみましょう。
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