イベントスペースにおけるパーテーション活用法

イベントでは空間の設営が大仕事です。一時的な空間なため、大掛かりなスペース作りはできません。しかし、しっかりとスペースを作らなければ、来場者の満足度が低下してしまいます。

イベントスペースの設営にパーテーションは便利なアイテムです。喫煙所や企業ブースといったスペースの間仕切りにも、空間演出にも活用できます。ここでは、イベントスペースでのパーテーション活用方法やおすすめのパーテーションについてまとめました。

課題1 - 喫煙所を作りたい

2020年4月に施行された「改正健康増進法」では、望まない受動喫煙の防止が目的に加わりました。従来、施設管理者に努力義務が定められていましたが、改正健康増進法では、違反時の罰則も規定されています。

施設内で喫煙を許可する場合は、改正健康増進法に基づき、明確な喫煙ブースを設ける必要があります。換気設備の設置や壁・天井による区画、煙やにおいが他の部屋に拡散されないようにするといった基準が定められています。

パーテーションでできる解決策

パーテーションを設置すれば、喫煙スペースを区分けできます。非喫煙者の受動喫煙を防止することで嫌煙を回避。喫煙者にとっても快適な喫煙環境が得られます。

簡易的に移動させることが可能なため、設置場所を変更したい場合やイベントスペースなど一時的な喫煙スペースの設置に利用しやすいです。

一時的な喫煙所の場合、カーテンで区分けするケースもありますが、カーテンは火災リスクがあり、煙や臭いもつきやすいです。風で揺れたり吹き飛ばされたりすることもあります。カーテンよりパーテーションの方がしっかりとした喫煙所を作ることが可能です。

おすすめのパーテーション

外から見えるガラスパネルのパーテーションは、長居を防ぐことができます。イベントにおすすめのパーテーションは、可動式パーテーションです。終了後にすぐ撤去できるため、一時的な使用に最適。片付けに手間取りません。また、雨天時の対策ができるパーテーションもおすすめです。

課題2 - 展示スペースを区切りたい

展示場でのスペース分けにもパーテーションは活躍します。企業ごとに展示スペースを区切らないと、どこまでがどの企業の展示物なのかはっきりしなくなったり、展示が見づらくなったりしてしまいます。パーテーションで展示スペースを区切り、分かりやすい展示会にしましょう。

パーテーションでできる解決策

展示会でのパーテーションの使い方は、様々なパターンがあります。パネルを並べて置いた前に台を設置して商品を展示する方法、パネルでスペースを囲い間仕切りブースを作る方法、パーテーションに写真やポスターなどを貼って展示する方法などです。

どの方法で展示する場合でも、様々な企業が参加している展示会では、展示物ごとにどの企業のものかを明確にする必要があります。パーテーションで企業の区切りを明確にすれば、来場者が迷うことがありません。商談もスムーズに進められます。

おすすめのパーテーション

展示場で使用するパーテーションは、展示物や会場のスペースの使い方に合わせたものを選びましょう。天井までの高さがないパネルを使用するのが一般的です。一時的な展示場の場合は、移動式で展示会が終了したらすぐに撤去できるものがいいでしょう。

課題3 - ミーティングスペースを作りたい

合同面接などの就活イベント、フランチャイズのマッチングイベントなど、面談・商談ができるブースを設けるイベントでも、パーテーションが役立ちます。企業ごとにパーテーションで間仕切ることで、ある程度プライバシーにも配慮し、落ち着いて話ができるでしょう。

パーテーションでできる解決策

就活などの面談の場では、プライベートな話をすることもあります。そのようなとき、開けたスペースでは、周囲の人が気になり、話しに集中できません。簡易的に個室を作ることで、周りを気にせずしっかりと話ができます。

イベント会場では、立った状態の人もたくさんいます。そのような場所で社内の資料を広げると、機密情報の漏えいにつながりかねません。パーテーションを設置することで、立った状態でも視線を遮ることが可能です。また、防音効果もあるため、機密情報を守ることができます。

おすすめのパーテーション

ミーティングスペースでのパーテーション選びでは、防音効果が高いものを選びましょう。スチール素材のものがおすすめです。また、視線を遮るためには、高さがあるパネルをおすすめします。情報を守り、落ち着いて商談できるパーテーションを選んでください。

課題4 - スペースをデコレーションしたい

スペースのデコレーションといえば、植物です。フェイクグリーンをパーテーションに飾り、スペースを明るくするような活用方法があります。仕切りにはもちろん、イベントスペースを彩ることも可能です。

パーテーションでできる解決策

パーテーションはそのままでも空間を区切ることに優れていますが、デコレーションすることで、おしゃれで華やかな空間を演出できるアイテムになります。デコレーション方法によって、企業のコンセプトを反映することも可能です。

間仕切りにパーテーションを使用すると、圧迫感が出てしまうことがデメリット。そんなときは、グリーンをデコレーションすると、圧迫感が軽減されます。リラックスして明るい気持ちにもなれるので、商談の場にもおすすめです。

おすすめのパーテーション

デコレーションにパーテーションを使うなら、デコレーション内容に合ったものを選びましょう。ナチュラルなパーテーションが人気。木目調のものやフェイクグリーンなど、落ち着きがあり、アクセントになるパーテーションがおすすめです。

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