工事不要のローパーテーション活用法

床から天井までパーテーションを固定するハイパーテーションに対して、床にだけ固定して上部まで仕切らないものがローパーテーションです。用途別に高さを選ぶことができ、工事不要で設置も簡単なのでフレキシブルなパーテーションと言えるでしょう。ここでは、そんな工事不要のローパーテーションについて紹介しています。

工事不要のローパーテーション

誰でも簡単に設置でき、専門業者の工事を必要としないものがローパーテーションです。高さは90cm前後から2m前後のものまであり、表面が布製のものが一般的で、押しピンで書類を掲示することも可能です。布製でカラーバリエーションが多く見た目が良いこと、レイアウト変更が簡単にできることが特徴です。

ハイパーテーションは部屋を作るイメージですが、ローパーテーションは空間を仕切るというイメージで考えるといいでしょう。

高さ120cm前後のローパーテーション

デスク周りなどでよく使用されるタイプです。座った状態でパソコン画面に集中していれば周囲は見渡せませんが、顔を上げれば隣の人とも顔を見て会話ができる高さです。集中する時間も必要だけれど、周囲の人と話しながら仕事を進める必要もある環境に適しています。

布製のものであればメモなどをピンで留められるので、用途の広いパーテーションと言えるでしょう。

高さ160cm前後のローパーテーション

身長と同じくらいの高さのローパーテーションで、座っていれば視界はさえぎられるタイプです。周囲の音もあまり気にならないので、簡単な応接コーナーや休憩コーナー、ミーティングスペースに適しています。音の気になるコピー機などを囲う目的としても、便利な高さです。

高さ180cm前後のローパーテーション

背が高めの人でも視線が届かない高さのローパーテーションで、座位ではもちろん立っていても周囲を見渡すことができません。完全に視界を遮断できるので、ミーティングルームとして使用するなどに適しています。ドアパネルを取り付ければ、完全な囲いになります。

デスクパーテーション

床から自立させるタイプのほかに、デスク上に取り付けるさらに簡易で低コストなタイプのローパーテーションもあります。デスク周りを囲うことで心理的にも隣とのプライバシーが確保でき、リラックスして仕事に集中できるというメリットがあります。高さも顔を上げれば周囲が見渡せる低めのものから、座位では周囲が見渡せない高めのものまで、用途別に選択が可能です。

コロナ対策パーテーション

新型コロナウイルスの飛沫感染対策としてもローパーテーションの需要は高く、工事不要の簡易型が多く販売されています。こちらのパーテーションについては、コロナ対策のパーテーション工事のポイント(リンク)で詳しく紹介していますので、どうぞご覧ください。

\ 機能と目的別に高さで選ぶのがポイント /
キャラクター

工事不要で移動も簡単なローパーテーションは、機能と目的を考えて、各場所に合った高さを選ぶことをおすすめします。座ったままで顔が見えるか、立った状態でもしっかり隠れるか、仕切った時のイメージを大切に。

地域のパーテーション
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